送り犬
おくりいぬ
種族
英語表記
Okuri-inu
別名・異表記
送り狼
伝承元
日本民間伝承
地域・文化圏
日本文化圏、山道の民間伝承
概要
送り犬は、夜道や山道を歩く人の後をつける犬の妖怪である。転ぶと襲われるとされる一方、無事に帰れば守ってくれる存在として語られることもある。恐ろしさと守護性が入り混じる山道の妖怪である。
姿・特徴
送り犬は、犬や狼のような姿で語られる。暗い道の後方からついてくるため、姿そのものよりも気配や足音が恐怖を生む。
出現場所
送り犬は、山道、夜道、峠、人気の少ない道に現れるとされる。人が一人で歩く不安な場所と結びついている。
性質・行動
送り犬は、人の後を黙ってついてくる。歩いている間は襲わないが、転んだり弱みを見せたりすると襲いかかると語られることがある。
人間との関わり
送り犬は、山道を行く人に緊張を与える妖怪である。ただし、無事に家へ帰った後に礼をすれば去るともされ、完全な悪い妖怪ではない。
主な伝承・エピソード
送り犬の伝承では、夜道を歩く人の背後に犬の気配がつきまとう。転ばずに家までたどり着き、礼を述べると無事に去るとされる。山道の危険と、目に見えない守護の両方を感じさせる妖怪である。
関連する存在
山犬、狼の怪異、山道の妖怪
主な登場資料
日本民間伝承、各地の送り犬伝承、山の怪異伝承
