送り犬

おくりいぬ

種族
英語表記

Okuri-inu

別名・異表記

送り狼

伝承元

日本民間伝承

地域・文化圏

日本文化圏、山道の民間伝承

概要

送り犬は、夜道や山道を歩く人の後をつける犬の妖怪である。転ぶと襲われるとされる一方、無事に帰れば守ってくれる存在として語られることもある。恐ろしさと守護性が入り混じる山道の妖怪である。

姿・特徴

送り犬は、犬や狼のような姿で語られる。暗い道の後方からついてくるため、姿そのものよりも気配や足音が恐怖を生む。

出現場所

送り犬は、山道、夜道、峠、人気の少ない道に現れるとされる。人が一人で歩く不安な場所と結びついている。

性質・行動

送り犬は、人の後を黙ってついてくる。歩いている間は襲わないが、転んだり弱みを見せたりすると襲いかかると語られることがある。

人間との関わり

送り犬は、山道を行く人に緊張を与える妖怪である。ただし、無事に家へ帰った後に礼をすれば去るともされ、完全な悪い妖怪ではない。

主な伝承・エピソード

送り犬の伝承では、夜道を歩く人の背後に犬の気配がつきまとう。転ばずに家までたどり着き、礼を述べると無事に去るとされる。山道の危険と、目に見えない守護の両方を感じさせる妖怪である。

関連する存在

山犬、狼の怪異、山道の妖怪

主な登場資料

日本民間伝承、各地の送り犬伝承、山の怪異伝承

登録日2026.05.22
更新日2026.05.22