猫又

ねこまた

種族
英語表記

Nekomata

伝承元

日本民間伝承

地域・文化圏

日本文化圏、動物妖怪伝承

概要

猫又は、長く生きた猫が妖怪化した存在である。尾が二つに分かれ、人に害をなしたり、怪異を起こしたりするとされる。身近な動物である猫への畏れが形になった妖怪である。

姿・特徴

猫又は、普通の猫に似た姿を持つが、尾が二つに分かれるとされる。大きな猫として語られることもあり、年を経た動物の妖怪らしい威圧感を持つ。

出現場所

猫又は、人家、山中、古い屋敷などに現れるとされる。飼い猫が変化する場合もあれば、山に棲む怪猫として語られる場合もある。

性質・行動

猫又は、人に化けたり、死者を操ったり、怪しい踊りをしたりすると語られる。普通の猫ではない知恵と妖力を持つ存在として扱われる。

人間との関わり

猫又は、人間の身近にいる猫が、長い年月を経て妖怪化するという不安を表している。愛玩動物でありながら、どこか人間の理解を越えた存在として恐れられた。

主な伝承・エピソード

猫又は、年老いた猫が尾を分けて妖怪になるという話で知られる。人に化ける、家に災いをもたらす、死体を動かすなどの怪異が語られる。身近な動物が妖怪へ変わる代表的な例である。

関連する存在

化け猫、火車、動物妖怪

主な登場資料

日本民間伝承、徒然草、江戸期の妖怪画資料

登録日2026.05.22
更新日2026.05.22