橋姫

はしひめ

種族
英語表記

Hashihime

伝承元

日本民間伝承

地域・文化圏

日本文化圏、橋の伝承、怨霊伝承

概要

橋姫は、橋に関わる女の怪異である。嫉妬や怨念と結びつき、恐ろしい鬼女として語られることがある。橋という境界の場所に現れる、情念の強い妖怪である。

姿・特徴

橋姫は、女性の姿で語られることが多い。怨みや嫉妬によって鬼のような姿になる場合もあり、髪や顔つきに激しい情念が表される。

出現場所

橋姫は、橋、川の近く、境界となる場所に現れるとされる。特に宇治橋に関する伝承がよく知られる。

性質・行動

橋姫は、嫉妬や怨みによって人を呪う存在として語られる。恋愛や婚姻に関わる感情が、恐ろしい怪異へ変わるものとして描かれる。

人間との関わり

橋姫は、人間の嫉妬や執念が妖怪化した存在として理解できる。人を直接襲うだけでなく、強い感情が災いを生むことへの恐れを示している。

主な伝承・エピソード

橋姫の伝承では、嫉妬に苦しむ女性が鬼女となり、人を呪う存在になったと語られる。宇治の橋姫は、橋の守護的な存在としての面と、怨念を帯びた女の怪異としての面を持つ。境界の場所である橋に、人間の情念が重ねられた妖怪である。

関連する存在

宇治橋、鬼女、丑の刻参り

主な登場資料

平家物語、謡曲、日本民間伝承

登録日2026.05.22
更新日2026.05.22