山姥
やまんば
種族
英語表記
Yamauba
別名・異表記
山婆
伝承元
日本民間伝承
地域・文化圏
日本文化圏、山の民間伝承
概要
山姥は、山に棲む老婆姿の妖怪である。旅人を泊めて襲う恐ろしい存在として語られる一方、英雄や子どもを育てる存在として語られることもある。山の恐怖と母性的な力の両方を持つ複雑な妖怪である。
姿・特徴
山姥は、白髪や乱れた髪を持つ老婆として描かれることが多い。人間の老婆に見えるが、怪力や妖術を持つ異形の存在として語られる。
出現場所
山姥は、山奥、峠、森、人里離れた家などに現れる。人が山中で迷い込む場所と結びつく妖怪である。
性質・行動
山姥は、旅人を誘い入れ、正体を現して襲う存在として語られることがある。一方で、山に生きる霊的な女として、人間を助けたり育てたりする話もある。
人間との関わり
山姥は、人間にとって恐ろしい山の怪異であると同時に、山の恵みや力を体現する存在でもある。単純な悪の妖怪ではなく、山そのものの二面性を表している。
主な伝承・エピソード
山姥は、山中の家に旅人を泊め、夜になると襲う怪談として語られることがある。一方で、金太郎を育てた存在として語られる山姥も知られる。人を食う恐怖と、子を育てる力が同居する点が、この妖怪の特徴である。
関連する存在
金太郎、鬼女、山の妖怪
主な登場資料
日本民間伝承、御伽草子、能楽、怪談集
