セイレーン
せいれーん
種族
英語表記
Siren
別名・異表記
サイレン
伝承元
ギリシャ神話
地域・文化圏
古代ギリシャ文化圏、地中海文化圏
概要
セイレーンは、ギリシャ神話に登場する歌で人を惑わす怪物である。航海者を美しい歌声で引き寄せ、船を破滅へ導く存在として語られる。後世では人魚のように描かれることもあるが、古くは鳥と女性が混ざった姿でも表された。
姿・特徴
セイレーンは、女性の顔や上半身と鳥の身体を持つ姿で描かれることがある。後世には魚の尾を持つ姿でも知られるが、ギリシャ神話では歌声による誘惑が最も重要である。
性質・行動
セイレーンは、島や海辺にいて船乗りを歌で誘う存在である。力で襲うのではなく、声によって人の心を奪い、危険な場所へ引き寄せる。
危険性・害
セイレーンの危険は、歌声によって判断力を失わせることである。船乗りは歌に魅了され、船を岩場へ向かわせたり、帰れなくなったりする。
主な伝承・エピソード
オデュッセウスは、セイレーンの歌を聞くため、自分を船の帆柱に縛らせた。仲間たちには耳を塞がせ、歌声に惑わされないようにした。この場面では、知恵によって誘惑を乗り越えることが重要な要素になっている。
関連する存在
オデュッセウス、アルゴナウタイ、オルフェウス
主な登場資料
オデュッセイア、アルゴナウタイ伝承、ギリシャ神話資料
