スキュラ
すきゅら
種族
英語表記
Scylla
伝承元
ギリシャ神話
地域・文化圏
古代ギリシャ文化圏、地中海航海伝承
概要
スキュラは、ギリシャ神話に登場する海の怪物である。狭い海峡に棲み、通りかかる船の乗員を襲う存在として語られる。カリュブディスと対になる航海の脅威として有名である。
姿・特徴
スキュラは、複数の首や犬のような頭を持つ怪物として描かれる。上半身は女性的に語られることもあるが、下半身や周囲には恐ろしい獣の要素が結びつく。
性質・行動
スキュラは、海峡の岩場に潜み、近づいた船から人間を奪い取る。移動する怪物というより、危険な海路そのものに結びついた存在である。
危険性・害
スキュラは、船に乗る人間を捕らえて食らう。逃げ場の少ない海峡で襲うため、航海者にとって避けがたい災難として語られる。
主な伝承・エピソード
オデュッセウスは、航海の途中でスキュラとカリュブディスの間を通らなければならなかった。彼は全滅を避けるため、スキュラ側を通る選択をし、仲間の一部を失った。この場面では、避けられない犠牲を伴う危険な選択が描かれている。
関連する存在
オデュッセウス、カリュブディス、キルケ
主な登場資料
オデュッセイア、ギリシャ神話資料、地中海航海伝承
