ヤーヌス

やーぬす

種族
英語表記

Janus

別名・異表記

Ianus

伝承元

ローマ神話・ローマ宗教

地域・文化圏

古代ローマ文化圏

概要

ヤーヌスは、ローマ宗教に登場する門と始まりの神である。入口、出口、境界、移行を司り、物事が始まる瞬間に関わる神として重視された。二つの顔を持つ神として知られ、過去と未来を見通す存在として語られる。

司るもの・権能

ヤーヌスは、門、通路、始まり、終わり、移行、境界を司る。新しい行動や時の区切りを開く神である。

神格・立場

ヤーヌスは、ローマ独自色の強い重要神である。ギリシャ神話に明確な対応神を持たず、ローマ宗教の中で特別な位置を占める。

姿・象徴

ヤーヌスは、前後を向く二つの顔を持つ神として表される。象徴には、門、鍵、二つの顔、始まりの月がある。

主な神話・エピソード

ヤーヌスの神殿の門は、戦時には開かれ、平和な時には閉じられるとされた。門の開閉は、ローマ国家が戦争状態にあるかどうかを示す象徴でもあった。

関連する存在

ユピテル、サトゥルヌス、ローマの神々

信仰・祭祀

ヤーヌスは、物事の始まりに祈られる神として重視された。年の始まりや月の始まり、儀礼の開始に関わる神として崇敬された。

主な登場資料

祭暦、ローマ宗教資料、変身物語

登録日2026.05.22
更新日2026.05.22