パン

ぱん

種族
英語表記

Pan

伝承元

ギリシャ神話

地域・文化圏

古代ギリシャ文化圏、アルカディア信仰圏

概要

パンは、ギリシャ神話に登場する牧羊と野山の神である。自然の荒々しさ、羊飼い、笛、山野の生命力と結びつく。人里から離れた場所に現れる神であり、野性的で陽気な性格を持つ。

司るもの・権能

パンは、牧羊、山野、野生、音楽、群れの守護を司る。突然の恐怖や混乱を起こす力とも結びつく。

神格・立場

パンは、オリュンポスの中心神ではないが、自然と牧畜の世界で重要な神である。アルカディア地方と深く結びつき、山野の神格として信仰された。

姿・象徴

パンは、山羊の角と脚を持つ半獣半人の姿で表される。象徴には、葦笛、山羊、羊飼い、山野がある。

主な神話・エピソード

パンは、ニンフのシュリンクスを追いかけた神話で知られる。シュリンクスは葦に変わり、パンはその葦から笛を作った。この物語によって、パンは葦笛と深く結びつく神となった。

関連する存在

ヘルメス、シュリンクス、ディオニュソス、ニンフ

信仰・祭祀

パンは、牧羊民や山地の人々に信仰された。洞窟や山野で祀られ、家畜の守護と自然の力を象徴する神として崇敬された。

主な登場資料

ホメロス風讃歌、ギリシャ神話伝承、アルカディア伝承

登録日2026.05.22
更新日2026.05.22