パン
ぱん
種族
英語表記
Pan
伝承元
ギリシャ神話
地域・文化圏
古代ギリシャ文化圏、アルカディア信仰圏
概要
パンは、ギリシャ神話に登場する牧羊と野山の神である。自然の荒々しさ、羊飼い、笛、山野の生命力と結びつく。人里から離れた場所に現れる神であり、野性的で陽気な性格を持つ。
司るもの・権能
パンは、牧羊、山野、野生、音楽、群れの守護を司る。突然の恐怖や混乱を起こす力とも結びつく。
神格・立場
パンは、オリュンポスの中心神ではないが、自然と牧畜の世界で重要な神である。アルカディア地方と深く結びつき、山野の神格として信仰された。
姿・象徴
パンは、山羊の角と脚を持つ半獣半人の姿で表される。象徴には、葦笛、山羊、羊飼い、山野がある。
主な神話・エピソード
パンは、ニンフのシュリンクスを追いかけた神話で知られる。シュリンクスは葦に変わり、パンはその葦から笛を作った。この物語によって、パンは葦笛と深く結びつく神となった。
関連する存在
ヘルメス、シュリンクス、ディオニュソス、ニンフ
信仰・祭祀
パンは、牧羊民や山地の人々に信仰された。洞窟や山野で祀られ、家畜の守護と自然の力を象徴する神として崇敬された。
主な登場資料
ホメロス風讃歌、ギリシャ神話伝承、アルカディア伝承
