マールス

まーるす

種族
英語表記

Mars

伝承元

ローマ神話・ローマ宗教

地域・文化圏

古代ローマ文化圏

概要

マールスは、ローマ神話とローマ宗教に登場する戦争の神である。ローマではユピテルに次ぐほど重視された神の一柱であり、国家と軍事の守護神として大きな地位を持った。ギリシャのアレスに対応するが、ローマではより国家的で守護的な性格が強い。

司るもの・権能

マールスは、戦争、軍事、勝利、国家守護、農耕の保護を司る。戦場の力だけでなく、共同体を守る力とも結びつく。

神格・立場

マールスは、ローマの主要神の一柱である。ローマ建国神話では、ロムルスとレムスの父とされ、ローマ民族の祖と深く関わる。

姿・象徴

マールスは、武装した戦士神として表される。象徴には、槍、盾、狼、啄木鳥、軍装がある。

主な神話・エピソード

マールスは、ロムルスとレムスの父として語られる。双子はのちにローマ建国神話の中心人物となり、マールスはローマ国家の神聖な起源に関わる神となった。

関連する存在

ロムルス、レムス、レア・シルウィア、ユピテル、ウェヌス

信仰・祭祀

マールスは、ローマ軍と国家の守護神として厚く信仰された。軍事行動や国家祭祀に関わる神であり、春の祭りでも重要視された。

主な登場資料

ローマ建国伝承、祭暦、変身物語

登録日2026.05.22
更新日2026.05.22