シペ・トテック

しぺ・とてっく

種族
英語表記

Xipe Totec

伝承元

アステカ神話

地域・文化圏

メソアメリカ文化圏、アステカ文化圏

概要

シペ・トテックは、アステカ神話に登場する再生と農耕の神である。古い皮を脱ぎ、新しい生命が現れるという観念と結びつき、春の芽吹きや作物の成長を象徴する。外見は強烈だが、根本には再生と豊穣の神としての性格がある。

司るもの・権能

シペ・トテックは、農耕、再生、春、植物の成長、金細工を司る。死や剥離を通じて新しい生命が現れる力を示す神である。

神格・立場

シペ・トテックは、アステカ神話の重要な農耕神の一柱である。命が更新される過程を、非常に生々しい象徴によって表す神格である。

姿・象徴

シペ・トテックは、剥がれた皮をまとった神として表される。象徴には、皮、春の新芽、金、赤と黄色の彩色がある。

主な神話・エピソード

シペ・トテックは、古い皮を脱ぎ捨てることで新しい生命が現れる神として語られる。これは、種子の殻が破れて芽が出ることや、乾いた土地に新しい実りが戻ることを象徴している。

関連する存在

テスカトリポカ、トラロック、ウィツィロポチトリ

信仰・祭祀

シペ・トテックは、春と農耕の再生を願う祭祀で重視された。作物の成長、土地の更新、金細工職人の守護とも結びついた。

主な登場資料

フィレンツェ絵文書、ボルジア絵文書、アステカ神話伝承

登録日2026.05.22
更新日2026.05.22