ネルガル

ねるがる

種族
英語表記

Nergal

別名・異表記

Erra

伝承元

メソポタミア神話

地域・文化圏

古代メソポタミア文化圏、アッカド文化圏、バビロニア文化圏

概要

ネルガルは、メソポタミア神話に登場する戦争、疫病、死に関わる神である。破壊的な力を持つ神として語られ、冥界とも深く結びつく。恐ろしい神格であるが、単なる悪の存在ではなく、死と災厄を司る神である。

司るもの・権能

ネルガルは、戦争、疫病、死、破壊、冥界を司る。灼熱や荒廃をもたらす力を持ち、人間にとって避けがたい災厄を象徴する。

神格・立場

ネルガルは、メソポタミア神話における冥界系の主要神である。後の伝承では、エレシュキガルと結びつき、冥界の支配に関わる神として語られる。

姿・象徴

ネルガルは、戦いと死をもたらす荒々しい神として理解される。象徴には、獅子、疫病、灼熱、武器、冥界がある。

主な神話・エピソード

ネルガルは、エレシュキガルの支配する冥界へ下る物語で知られる。神話では、冥界の女王と対峙し、やがて冥界の支配に関わる神となる。この物語は、地上の暴力的な力が死の世界と結びつく過程を示している。

関連する存在

エレシュキガル、エンリル、エア

信仰・祭祀

ネルガルは、クタを中心に信仰された。疫病や戦争のような恐ろしい力を持つ神として、畏怖と鎮めの対象となった。

主な登場資料

ネルガルとエレシュキガル、エラ神話、メソポタミア神話文献

登録日2026.05.22
更新日2026.05.22