トート

とーと

種族
英語表記

Thoth

別名・異表記

Djehuty

伝承元

エジプト神話

地域・文化圏

古代エジプト文化圏

概要

トートは、エジプト神話に登場する知恵と書記の神である。文字、記録、計算、暦、魔術と結びつき、神々の言葉や判断を記録する役割を持つ。神話では、争いを調停し、秩序を支える知的な神として語られる。

司るもの・権能

トートは、知恵、文字、書記、暦、計算、魔術を司る。言葉と記録の力によって、神々と世界の秩序を保つ神である。

神格・立場

トートは、神々の書記であり、知識を司る高位の神である。死者の裁きや神々の争いにも関わり、公正な判断を支える存在として位置づけられる。

姿・象徴

トートは、トキの頭を持つ神や、ヒヒの姿で表される。象徴には、筆記具、巻物、月、知恵の記録がある。

主な神話・エピソード

トートは、ホルスとセトの争いで調停や記録に関わる神として登場する。ホルスの傷ついた目を癒やす存在としても語られ、知恵と回復の力を示す。

関連する存在

ホルス、セト、マアト、アヌビス、ラー

信仰・祭祀

トートは、書記や学問に関わる人々に重視された。ヘルモポリスを中心に信仰され、知識と記録の神として崇敬された。

主な登場資料

死者の書、古代エジプト神話、神殿碑文

登録日2026.05.22
更新日2026.05.22