トート
とーと
種族
英語表記
Thoth
別名・異表記
Djehuty
伝承元
エジプト神話
地域・文化圏
古代エジプト文化圏
概要
トートは、エジプト神話に登場する知恵と書記の神である。文字、記録、計算、暦、魔術と結びつき、神々の言葉や判断を記録する役割を持つ。神話では、争いを調停し、秩序を支える知的な神として語られる。
司るもの・権能
トートは、知恵、文字、書記、暦、計算、魔術を司る。言葉と記録の力によって、神々と世界の秩序を保つ神である。
神格・立場
トートは、神々の書記であり、知識を司る高位の神である。死者の裁きや神々の争いにも関わり、公正な判断を支える存在として位置づけられる。
姿・象徴
トートは、トキの頭を持つ神や、ヒヒの姿で表される。象徴には、筆記具、巻物、月、知恵の記録がある。
主な神話・エピソード
トートは、ホルスとセトの争いで調停や記録に関わる神として登場する。ホルスの傷ついた目を癒やす存在としても語られ、知恵と回復の力を示す。
関連する存在
ホルス、セト、マアト、アヌビス、ラー
信仰・祭祀
トートは、書記や学問に関わる人々に重視された。ヘルモポリスを中心に信仰され、知識と記録の神として崇敬された。
主な登場資料
死者の書、古代エジプト神話、神殿碑文
