アヌビス

あぬびす

種族
英語表記

Anubis

別名・異表記

Anpu

伝承元

エジプト神話

地域・文化圏

古代エジプト文化圏

概要

アヌビスは、エジプト神話に登場する死者と葬送の神である。ミイラ作りや墓の守護に関わり、死者を冥界へ導く存在として語られる。死を司る神であるが、悪の存在ではなく、死者を正しく導く守護的な神である。

司るもの・権能

アヌビスは、葬送、ミイラ作り、墓の守護、死者の導きを司る。死者の心臓を量る裁きにも関わる神として知られる。

神格・立場

アヌビスは、冥界に関わる重要な神である。オシリスが冥界の王として重視される以前から、死者の守護神として大きな役割を持っていた。

姿・象徴

アヌビスは、黒いジャッカル、またはジャッカルの頭を持つ神として表される。黒色は腐敗ではなく、再生やナイルの肥沃な土とも結びつく。

主な神話・エピソード

アヌビスは、オシリスの遺体を守り、ミイラ作りに関わった神として語られる。死者の裁きでは、心臓とマアトの羽を量る場面に立ち会い、死者が正しく冥界へ進めるかを見守る。

関連する存在

オシリス、イシス、ネフティス、トート、マアト

信仰・祭祀

アヌビスは、墓地と葬送儀礼の守護神として信仰された。死後の安全を願う人々にとって、欠かせない神であった。

主な登場資料

死者の書、コフィン・テキスト、古代エジプトの葬送文書

登録日2026.05.22
更新日2026.05.22