アヌビス
あぬびす
種族
英語表記
Anubis
別名・異表記
Anpu
伝承元
エジプト神話
地域・文化圏
古代エジプト文化圏
概要
アヌビスは、エジプト神話に登場する死者と葬送の神である。ミイラ作りや墓の守護に関わり、死者を冥界へ導く存在として語られる。死を司る神であるが、悪の存在ではなく、死者を正しく導く守護的な神である。
司るもの・権能
アヌビスは、葬送、ミイラ作り、墓の守護、死者の導きを司る。死者の心臓を量る裁きにも関わる神として知られる。
神格・立場
アヌビスは、冥界に関わる重要な神である。オシリスが冥界の王として重視される以前から、死者の守護神として大きな役割を持っていた。
姿・象徴
アヌビスは、黒いジャッカル、またはジャッカルの頭を持つ神として表される。黒色は腐敗ではなく、再生やナイルの肥沃な土とも結びつく。
主な神話・エピソード
アヌビスは、オシリスの遺体を守り、ミイラ作りに関わった神として語られる。死者の裁きでは、心臓とマアトの羽を量る場面に立ち会い、死者が正しく冥界へ進めるかを見守る。
関連する存在
オシリス、イシス、ネフティス、トート、マアト
信仰・祭祀
アヌビスは、墓地と葬送儀礼の守護神として信仰された。死後の安全を願う人々にとって、欠かせない神であった。
主な登場資料
死者の書、コフィン・テキスト、古代エジプトの葬送文書
