テスカトリポカ
てすかとりぽか
種族
英語表記
Tezcatlipoca
伝承元
アステカ神話
地域・文化圏
メソアメリカ文化圏、アステカ文化圏
概要
テスカトリポカは、アステカ神話に登場する夜と運命の神である。名は煙を吐く鏡と結びつき、見えないものを見通す力や、支配、呪術、戦いを象徴する。創造と破壊の両面を持ち、神々の中でも非常に強い影響力を持つ。
司るもの・権能
テスカトリポカは、夜、運命、王権、呪術、戦い、誘惑を司る。人間の運命を揺さぶり、栄光と破滅の両方をもたらす神である。
神格・立場
テスカトリポカは、アステカ神話の最重要神の一柱である。創世神話に関わり、他の神々と競い合いながら世界の変化を引き起こす存在として語られる。
姿・象徴
テスカトリポカは、黒い神、または片足に黒曜石の鏡を持つ神として表される。象徴には、黒曜石の鏡、ジャガー、夜空、煙がある。
主な神話・エピソード
テスカトリポカは、世界の時代をめぐる神話で重要な役割を持つ。別の太陽の時代では支配者となるが、争いによって世界が変化し、次の時代へ移っていく。彼の物語は、秩序が常に不安定であることを示している。
関連する存在
ケツァルコアトル、ウィツィロポチトリ、トラロック、シペ・トテック
信仰・祭祀
テスカトリポカは、王権と運命に関わる神として重視された。祭祀では、神の威力と人間の栄華のはかなさが強く意識された。
主な登場資料
フィレンツェ絵文書、ボルジア絵文書、アステカ神話伝承
