イナンナ
いなんな
種族
英語表記
Inanna
別名・異表記
イシュタル、Ishtar
伝承元
メソポタミア神話
地域・文化圏
古代メソポタミア文化圏、シュメール文化圏、アッカド文化圏
概要
イナンナは、メソポタミア神話に登場する愛と戦いの女神である。美や性愛だけでなく、戦争、王権、金星とも結びつく強い神格として語られる。シュメールではイナンナ、アッカド語圏ではイシュタルの名で広く知られる。
司るもの・権能
イナンナは、愛、性愛、戦争、王権、金星を司る。豊かな生命力と激しい破壊力をあわせ持つ女神として描かれる。
神格・立場
イナンナは、メソポタミア神話を代表する女神の一柱である。神々の中でも行動的で、天上、地上、冥界にまたがる物語に関わる重要な存在である。
姿・象徴
イナンナは、金星、獅子、星、武器と結びつく女神である。愛の女神でありながら、戦いの力を示す姿でも表される。
主な神話・エピソード
代表的な神話に、イナンナの冥界下りがある。イナンナは冥界へ向かい、力を失って死に近い状態となるが、やがて地上へ戻る。この物語は、神の力、死と再生、冥界との境界をめぐる重要な神話として語られる。
関連する存在
アヌ、エンキ、ドゥムジ、エレシュキガル、ウトゥ
信仰・祭祀
イナンナは、ウルクを中心に広く信仰された。愛と戦いの女神として、都市の守護や王権とも深く結びついた。
主な登場資料
シュメール神話、アッカド神話、イナンナの冥界下り
