マルドゥク
まるどぅく
種族
英語表記
Marduk
別名・異表記
Bel
伝承元
メソポタミア神話
地域・文化圏
古代メソポタミア文化圏、バビロニア文化圏
概要
マルドゥクは、バビロニアで特に重視されたメソポタミア神話の主神である。もとはバビロンの都市神として信仰され、やがて神々の王として語られるようになった。創世神話では、混沌を打ち破り、世界の秩序を築く神として描かれる。
司るもの・権能
マルドゥクは、王権、秩序、創造、知恵、呪術、戦いを司る。混沌を制し、神々と人間の世界に秩序を与える力を持つ神とされる。
神格・立場
マルドゥクは、バビロニア神話における最高神である。神々の会議で王権を認められ、世界を治める中心的な神として位置づけられる。
姿・象徴
マルドゥクは、王権を持つ高位神として表される。象徴には、鍬、王権の武器、蛇竜ムシュフシュがある。
主な神話・エピソード
代表的な神話に、創世叙事詩での戦いがある。マルドゥクは混沌の存在ティアマトを討ち、その身体から世界を形づくったとされる。この物語によって、マルドゥクは混沌に勝利して宇宙秩序を築く神として語られる。
関連する存在
エンキ、ティアマト、ナブー、ムシュフシュ
信仰・祭祀
マルドゥクは、バビロンの中心神として信仰された。バビロンの神殿エサギラと新年祭において、王権と都市の秩序を支える神として重視された。
主な登場資料
エヌマ・エリシュ、バビロニア神話、メソポタミア神話文献
