エンリル
えんりる
種族
英語表記
Enlil
別名・異表記
Ellil、Bel
伝承元
メソポタミア神話
地域・文化圏
古代メソポタミア文化圏、シュメール文化圏、アッカド文化圏
概要
エンリルは、メソポタミア神話に登場する風と大気の神である。天空神アヌに次ぐ強い権威を持ち、神々の命令や世界の秩序に深く関わる。神々の中でも実際に世界を動かす力を持つ重要な神として扱われる。
司るもの・権能
エンリルは、風、大気、嵐、権威、命令を司る。穏やかな風だけでなく、破壊的な嵐や神の決定力も象徴する。
神格・立場
エンリルは、メソポタミアの主要神の一柱であり、アヌ、エンキと並ぶ高位の神である。神々の会議や世界の支配に関わる、実権を持つ神として語られる。
姿・象徴
エンリルは、風や大気そのものの力を象徴する神である。目に見えない力を持つ神として、命令、嵐、王権の威力と結びつく。
主な神話・エピソード
エンリルは、人間や神々の運命に強く関わる神として登場する。洪水神話では、人間を滅ぼそうとする側に立つことがあり、その強大で厳しい権威が示される。
関連する存在
アヌ、エンキ、ニンリル、ニヌルタ、ウトゥ
信仰・祭祀
エンリルの重要な信仰中心地はニップルである。古代メソポタミアにおいて、王権と神々の秩序を支える高位神として重視された。
主な登場資料
シュメール神話、アッカド神話、メソポタミアの洪水神話
