アヌ

あぬ

種族
英語表記

Anu

別名・異表記

An

伝承元

メソポタミア神話

地域・文化圏

古代メソポタミア文化圏、シュメール文化圏、アッカド文化圏

概要

アヌは、メソポタミア神話に登場する天空神である。神々の父にあたる高位の神として扱われ、天上の権威を象徴する。神話上で直接活躍する場面は多くないが、神々の秩序を支える最上位の神格として重要である。

司るもの・権能

アヌは、天空、神々の権威、王権、天上の秩序を司る。地上の出来事に細かく関わる神というより、神々の上位に立つ根源的な権威として語られる。

神格・立場

アヌは、メソポタミアの神々の中でも最高位に置かれる神である。エンリル、エンキとともに重要な三神の一角として扱われる。

姿・象徴

アヌは、角のある冠を持つ高位神として表されることがある。天空そのものと結びつくため、姿よりも天上の権威を象徴する神として理解される。

主な神話・エピソード

アヌは、多くの神々の父として語られ、神々の世界の上位に位置する。イナンナに関わる神話では、天の牡牛など天上の力と結びつく存在としても登場する。

関連する存在

エンリル、エンキ、イナンナ、アンナキ

信仰・祭祀

アヌは、ウルクなどで信仰された。神話上の活動は比較的少ないが、天上の最高神として神々の秩序を支える存在とされた。

主な登場資料

シュメール神話、アッカド神話、メソポタミア神話文献

登録日2026.05.22
更新日2026.05.22