シェーシャ
しぇーしゃ
種族
英語表記
Shesha
別名・異表記
アナンタ、Ananta
伝承元
インド神話
地域・文化圏
インド文化圏、ヒンドゥー教文化圏
概要
シェーシャは、インド神話に登場する巨大な蛇王である。宇宙を支える存在として語られ、ヴィシュヌがその上に横たわる姿でも知られる。破壊的な竜蛇ではなく、世界の基盤や永遠性を象徴する神聖な蛇である。
姿・特徴
シェーシャは、多くの頭を持つ巨大な蛇として描かれる。大海の上でとぐろを巻き、ヴィシュヌの寝台となる姿がよく知られる。
性質・象徴
シェーシャは、永遠、宇宙の支え、安定、無限性を象徴する。別名のアナンタは「無限」を意味し、終わりのない存在として理解される。
人間・神々との関わり
シェーシャは、ヴィシュヌと深く結びつく。神々や世界を支える存在であり、人間に直接害をなす怪物ではなく、宇宙秩序を支える霊的な蛇として語られる。
主な伝承・エピソード
シェーシャは、宇宙の大海に浮かび、ヴィシュヌがその上で眠る存在として描かれる。世界が終わり、新たな創造へ向かうときにも、シェーシャは永遠性を示す蛇として語られる。竜蛇でありながら、破壊よりも安定を示す存在である。
関連する存在
ヴィシュヌ、ナーガ、ヴァースキ
主な登場資料
マハーバーラタ、プラーナ文献、ヒンドゥー教図像資料
