ムチャリンダ
むちゃりんだ
種族
英語表記
Mucalinda
伝承元
仏教伝承
地域・文化圏
インド仏教文化圏、南アジア仏教文化圏、東南アジア仏教文化圏
概要
ムチャリンダは、仏教伝承に登場するナーガ王である。悟りを開いた仏陀を嵐から守った存在として知られる。恐ろしい蛇ではなく、仏陀を守護する神聖な竜蛇として語られる。
姿・特徴
ムチャリンダは、巨大な多頭の蛇として表されることが多い。とぐろを巻いて仏陀の座を支え、広げた頭で仏陀を覆う姿がよく知られる。
性質・象徴
ムチャリンダは、守護、静けさ、信仰、仏法の保護を象徴する。蛇の力が害ではなく、聖者を守る加護として表されている。
人間・神々との関わり
ムチャリンダは、仏陀と直接関わる存在である。人間にとっては、仏陀の悟りとその尊さを守る竜蛇として、信仰的な意味を持つ。
主な伝承・エピソード
ムチャリンダは、仏陀が悟りを開いた後、激しい雨風が起こったときに現れた。彼はとぐろで仏陀を支え、多頭の頭を傘のように広げて守った。嵐が去ると、人の姿を取って仏陀を礼拝したと語られる。
関連する存在
仏陀、ナーガ、仏法の守護者
主な登場資料
仏典、仏伝資料、南アジア仏教美術資料
