聖杯

せいはい

宝物神器
英語表記

Holy Grail

別名・異表記

グレイル

伝承元

アーサー王伝説

地域・文化圏

中世ヨーロッパ騎士道物語圏、キリスト教文化圏

概要

聖杯は、アーサー王伝説における最も重要な聖なる器である。キリストの受難や最後の晩餐と結びつけられ、騎士たちが探索する神聖な宝物として語られる。物質的な宝であると同時に、霊的な完成を示す神器である。

由来・来歴

伝承では、キリストが最後の晩餐で用いた器、またはその血を受けた器として語られる。ジョセフが聖杯を守り、後の聖杯伝説へつながったとされる。

所有者・関係者

ジョセフ、ガラハッド、パーシヴァル、アーサー王の騎士たち

性質・効果

霊的な恵みや癒やしをもたらす聖なる器として語られる。清らかな者だけが、その本質に近づけるとされる。

象徴・意味

聖杯は、神の恵み、霊的達成、清浄、救済を象徴する。騎士の武勇よりも、魂の清らかさを問う宝物である。

主な神話・伝承

アーサー王の騎士たちは、聖杯を求めて探索に旅立つ。多くの騎士は途中で迷い、欲望や罪によって聖杯に近づけない。ガラハッドのような清らかな騎士だけが、聖杯の神秘に到達すると語られる。

関連する存在

ガラハッド、パーシヴァル、ジョセフ、アーサー王

主な登場資料

聖杯伝説群、トマス・マロリー『アーサー王の死』

登録日2026.05.23
更新日2026.05.23