再生の大釜
さいせいのおおがま
宝物神器
英語表記
Cauldron of Rebirth
伝承元
ウェールズ神話
地域・文化圏
ウェールズ文化圏、ブリテン島ケルト文化圏
概要
再生の大釜は、死者をよみがえらせる力を持つ大釜である。『マビノギオン』に関わる伝承で語られ、戦争と死の再生に深く結びつく。命を戻す宝物でありながら、完全な回復ではない不気味さも持つ。
由来・来歴
巨人のような存在であるスラサルからもたらされた大釜として語られる。のちにブリテンとアイルランドの争いの中で重要な役割を持つ。
所有者・関係者
スラサル、ブラン、マソルッフ
性質・効果
死者を大釜に入れると、翌日に生き返るとされる。ただし、よみがえった者は言葉を失う。
象徴・意味
再生の大釜は、死と復活、戦争の恐ろしさ、不完全な再生を象徴する。命を戻す力が、必ずしも救いだけではないことを示す宝物である。
主な神話・伝承
再生の大釜は、アイルランド側の戦士たちをよみがえらせるために用いられる。死者が次々に戦場へ戻ることで、戦いは終わりにくくなる。やがてこの大釜は破壊され、再生の力も断たれる。
関連する存在
ブラン、マソルッフ、スラサル、エヴニシエン
主な登場資料
『マビノギオン』
