ダマル
だまる
法具儀礼具
英語表記
Damaru
伝承元
チベット仏教、密教
地域・文化圏
チベット仏教文化圏、インド密教文化圏
概要
ダマルは、密教儀礼で用いられる小型の両面太鼓である。手で振ることで左右の紐に付いた玉が太鼓面を打ち、連続した音を出す。儀礼のリズムを生み、神聖な音を響かせる法具である。
形状・素材
砂時計のような形をした小型の両面太鼓である。木製のもののほか、密教儀礼では頭蓋骨を用いたものも知られる。
用途・役割
儀礼の音を生み、諸尊への供養や修法の進行を支える。鈴や法螺貝などとともに、密教儀礼の音の世界を形づくる。
使われ方・儀礼
手に持って回すように振り、紐の玉で太鼓面を打つ。チベット密教の修法、舞、供養、読誦の場で用いられる。
象徴・意味
ダマルは、神聖な音、空性、生命と死の転換を象徴する。儀礼音は、仏や諸尊を招き、修法の場を整えるものとされる。
関連する存在
密教行者、ダーキニー、忿怒尊
主な登場資料
チベット密教儀礼資料、ヒマラヤ仏教法具資料
