プルパ
ぷるぱ
法具儀礼具
英語表記
Phurba
別名・異表記
キラ
伝承元
チベット仏教、密教
地域・文化圏
チベット仏教文化圏、ヒマラヤ密教文化圏
概要
プルパは、チベット密教で用いられる短剣形の法具である。見た目は武器に似ているが、実戦用ではなく、障害や悪しき力を封じる儀礼具として扱われる。忿怒尊の力と結びつく密教法具である。
形状・素材
三面の刃を持つ短剣形で、柄に忿怒尊や金剛杵の意匠を持つものがある。金属、木、骨などで作られる。
用途・役割
悪しき力、障害、災いを封じるために用いられる。儀礼の中で邪魔するものを固定し、変容させる象徴的な道具である。
使われ方・儀礼
密教行者が修法の中で手に持ち、対象を封じる所作を行う。地面や器に立てるなど、儀礼上の結界や調伏に関わる場面で用いられる。
象徴・意味
プルパは、障害の制圧、結界、変容、忿怒の智慧を象徴する。刃は破壊ではなく、迷いや妨げを断つ力を表す。
関連する存在
ヴァジュラキラヤ、密教行者、忿怒尊
主な登場資料
チベット密教儀礼資料、密教法具資料
