ヴェグヴィシル
ゔぇぐゔぃしる
護符加護具
英語表記
Vegvisir
伝承元
アイスランド民間伝承
地域・文化圏
アイスランド文化圏
概要
ヴェグヴィシルは、道に迷わないための魔術記号である。アイスランドの魔術書に見える護符的な図像で、悪天候や困難な道で進むべき方向を示すものとされる。ヴァイキング時代の確実な資料ではなく、近世以降のアイスランド民間魔術と結びつく。
形状・素材
中心から複数の枝状の線が伸びる魔術記号として描かれる。紙や写本に記されるほか、後世には装身具や図像としても用いられる。
用途・加護
道に迷うことを防ぎ、旅や航行の安全を願うために用いられる。荒天や未知の道でも帰路を見失わない加護を持つとされる。
使われ方・祀られ方
魔術書では、記号を身につけたり持ったりすることで道を失わないと説明される。現代では護符や装飾として広く用いられるが、古代北欧の護符として扱うには注意が必要である。
主な伝承・信仰
ヴェグヴィシルは、アイスランドの魔術記号であるガルドラスターヴの一種として知られる。名称は「道を示すもの」を意味し、旅人を導く加護と結びつく。迷いを避けるための実用的な願いが、記号化された護符である。
主な登場資料
『フルド写本』、アイスランド魔術書資料
