ウジャトの目
うじゃとのめ
護符加護具
英語表記
Wedjat Eye
別名・異表記
ホルスの目、Eye of Horus
伝承元
エジプト神話
地域・文化圏
古代エジプト文化圏
概要
ウジャトの目は、エジプト神話に由来する目の形の護符である。ホルスの傷ついた目が癒やされた神話と結びつき、治癒、再生、完全性を象徴する。生者の守りだけでなく、死者を守る護符としても広く用いられた。
形状・素材
人間や隼の目を思わせる文様で表される。ファイアンス、石、金属、ガラスなどで作られ、首飾りやミイラの護符として用いられた。
用途・加護
治癒、再生、身体の保護、死後の守護を願うために用いられた。邪悪な力を退け、持ち主を完全な状態へ戻す護符とされた。
使われ方・祀られ方
身につける護符として用いられたほか、ミイラの包帯の間にも置かれた。死者が来世で守られるように、副葬品としても重視された。
主な伝承・信仰
ホルスはセトとの争いの中で目を傷つけられ、その目が回復したとされる。ウジャトの目はこの回復の物語から、傷ついたものが癒やされ、失われた秩序が戻る象徴となった。古代エジプトの護符の中でも、とくに代表的な存在である。
関連する存在
ホルス、セト、トート
主な登場資料
エジプト神話資料、古代エジプト護符資料
