ラマシュトゥ護符板

らましゅとぅごふばん

護符加護具
英語表記

Lamashtu Amulet Plaque

伝承元

メソポタミア神話

地域・文化圏

古代メソポタミア文化圏、アッシリア・バビロニア文化圏

概要

ラマシュトゥ護符板は、女悪霊ラマシュトゥを退けるために作られた護符板である。ラマシュトゥは妊婦や乳児に害をなす存在として恐れられた。護符板には、ラマシュトゥやそれを追い払う存在が表され、出産や子どもの守護と結びついた。

形状・素材

粘土板や石板、金属板などに図像や呪文を刻んだものとして知られる。ラマシュトゥの姿、パズズ、動物、呪術的な場面が表されることがある。

用途・加護

妊婦、出産、乳児を守るために用いられた。ラマシュトゥの害を遠ざけ、家や寝床を守るための魔除け具である。

使われ方・祀られ方

家の中や寝床の近くに置かれたと考えられる。図像と呪文の力によって、ラマシュトゥを追い払う目的で用いられた。

主な伝承・信仰

ラマシュトゥは、病や乳児の死と結びつけられた恐ろしい存在である。護符板では、その危険な存在を図像として示しながら、同時にパズズなどの力によって追い払う構成がとられる。目に見えない災厄を防ぐための、古代メソポタミアの代表的な護符である。

関連する存在

ラマシュトゥ、パズズ

主な登場資料

メソポタミアの護符板資料、ラマシュトゥに関する呪術文書

登録日2026.05.23
更新日2026.05.23