ナザール・ボンジュウ

なざーる・ぼんじゅう

護符加護具
英語表記

Nazar Boncugu

別名・異表記

ナザール

伝承元

地中海・西アジア民間信仰

地域・文化圏

トルコ、地中海沿岸、西アジア文化圏

概要

ナザール・ボンジュウは、邪視を避けるために用いられる目玉形の護符である。青い目のような意匠を持ち、悪意ある視線や嫉妬による災いを退けるものとされる。トルコを中心に、家、乗り物、装身具などに広く用いられている。

形状・素材

青、白、黒を中心とした同心円状の目玉形で表される。ガラスのビーズやペンダント、吊り飾りとして作られることが多い。

用途・加護

邪視、嫉妬、悪意ある視線から人や物を守るために用いられる。幸運を呼ぶものというより、悪い影響をはね返す魔除けとしての性格が強い。

使われ方・祀られ方

首飾りやブレスレットとして身につけるほか、家の入口、車、赤子の衣服、店などに掛けられる。見える場所に置くことで、邪視を受け止めるものと考えられる。

主な伝承・信仰

地中海や西アジアでは、強い視線が病や不運を招くという邪視信仰が広く見られる。ナザール・ボンジュウは、その視線を目の意匠で受け返す護符として発達した。日常生活の中で使われる、非常に身近な魔除けである。

関連する存在

邪視

主な登場資料

地中海・西アジアの民間信仰資料、邪視信仰に関する資料

登録日2026.05.23
更新日2026.05.23