ナザール・ボンジュウ
なざーる・ぼんじゅう
護符加護具
英語表記
Nazar Boncugu
別名・異表記
ナザール
伝承元
地中海・西アジア民間信仰
地域・文化圏
トルコ、地中海沿岸、西アジア文化圏
概要
ナザール・ボンジュウは、邪視を避けるために用いられる目玉形の護符である。青い目のような意匠を持ち、悪意ある視線や嫉妬による災いを退けるものとされる。トルコを中心に、家、乗り物、装身具などに広く用いられている。
形状・素材
青、白、黒を中心とした同心円状の目玉形で表される。ガラスのビーズやペンダント、吊り飾りとして作られることが多い。
用途・加護
邪視、嫉妬、悪意ある視線から人や物を守るために用いられる。幸運を呼ぶものというより、悪い影響をはね返す魔除けとしての性格が強い。
使われ方・祀られ方
首飾りやブレスレットとして身につけるほか、家の入口、車、赤子の衣服、店などに掛けられる。見える場所に置くことで、邪視を受け止めるものと考えられる。
主な伝承・信仰
地中海や西アジアでは、強い視線が病や不運を招くという邪視信仰が広く見られる。ナザール・ボンジュウは、その視線を目の意匠で受け返す護符として発達した。日常生活の中で使われる、非常に身近な魔除けである。
関連する存在
邪視
主な登場資料
地中海・西アジアの民間信仰資料、邪視信仰に関する資料
