ゴルゴネイオン

ごるごねいおん

護符加護具
英語表記

Gorgoneion

伝承元

ギリシャ神話、古代地中海信仰

地域・文化圏

古代ギリシャ文化圏、古代地中海文化圏

概要

ゴルゴネイオンは、ゴルゴンの顔を表した魔除けの文様である。恐ろしい顔や大きな目によって、邪悪なものを退ける力を持つと考えられた。神話上の怪物の顔を、守護のための図像として用いた護符的な意匠である。

形状・素材

大きな目、開いた口、舌、蛇の髪などを持つ顔として表される。盾、建築装飾、陶器、装身具、硬貨などに用いられた。

用途・加護

邪悪なものを退ける魔除けとして使われた。恐怖を与える顔によって、災いを近づけない護符的な力を持つとされた。

使われ方・祀られ方

神殿や家、武具、装身具に描かれた。身につけるだけでなく、空間や物を守るための意匠としても用いられた。

主な伝承・信仰

ゴルゴンの顔は、本来は恐ろしい怪物の象徴である。しかし古代ギリシャでは、その恐ろしさ自体が悪を遠ざける力として受け止められた。ゴルゴネイオンは、危険なものを守護の力へ変える護符的文様として広まった。

関連する存在

メドゥーサ、アテナ、ペルセウス

主な登場資料

ギリシャ美術資料、古代地中海の魔除け図像資料

登録日2026.05.23
更新日2026.05.23