ゴルゴネイオン
ごるごねいおん
護符加護具
英語表記
Gorgoneion
伝承元
ギリシャ神話、古代地中海信仰
地域・文化圏
古代ギリシャ文化圏、古代地中海文化圏
概要
ゴルゴネイオンは、ゴルゴンの顔を表した魔除けの文様である。恐ろしい顔や大きな目によって、邪悪なものを退ける力を持つと考えられた。神話上の怪物の顔を、守護のための図像として用いた護符的な意匠である。
形状・素材
大きな目、開いた口、舌、蛇の髪などを持つ顔として表される。盾、建築装飾、陶器、装身具、硬貨などに用いられた。
用途・加護
邪悪なものを退ける魔除けとして使われた。恐怖を与える顔によって、災いを近づけない護符的な力を持つとされた。
使われ方・祀られ方
神殿や家、武具、装身具に描かれた。身につけるだけでなく、空間や物を守るための意匠としても用いられた。
主な伝承・信仰
ゴルゴンの顔は、本来は恐ろしい怪物の象徴である。しかし古代ギリシャでは、その恐ろしさ自体が悪を遠ざける力として受け止められた。ゴルゴネイオンは、危険なものを守護の力へ変える護符的文様として広まった。
関連する存在
メドゥーサ、アテナ、ペルセウス
主な登場資料
ギリシャ美術資料、古代地中海の魔除け図像資料
