ブッラ
ぶっら
護符加護具
英語表記
Bulla
伝承元
古代ローマ伝承
地域・文化圏
古代ローマ文化圏
概要
ブッラは、古代ローマの子どもが身につけた護符入れである。とくに自由民の男児が首から下げたものとして知られ、子どもを災いや悪い力から守る役割を持った。成長するまでの守護具として、家庭や通過儀礼と結びついていた。
形状・素材
丸い袋状やロケット状の入れ物として作られた。金、青銅、革など、家の身分や財力に応じた素材が用いられた。
用途・加護
子どもを邪視、悪霊、不運から守るために用いられた。中に護符を納め、幼い子どもの身を守るものとされた。
使われ方・祀られ方
首から下げて身につけた。成人に達すると、少年時代のブッラを家の神々に捧げることがあった。
主な伝承・信仰
古代ローマでは、幼い子どもは災いにさらされやすい存在と考えられた。ブッラは、そうした危険から子どもを守るための護符入れである。家庭の守護と成長の節目を示す装身具としても重要だった。
関連する存在
ラレス、ローマの家庭神
主な登場資料
古代ローマ風俗資料、ローマ装身具資料
