符籙

ふろく

護符加護具
英語表記

Fulu

別名・異表記

伝承元

中国道教

地域・文化圏

中国道教文化圏、中国民間信仰圏

概要

符籙は、道教で用いられる呪符である。紙や木片などに特殊な文字や記号を書き、神霊の力を招いたり、邪気を退けたりするために用いられる。病除け、魔除け、家の守りなど、日常と儀礼の両方に関わる加護具である。

形状・素材

黄色や白の紙に、朱や墨で文字、記号、神名などを書く。木札や布に記される場合もある。

用途・加護

邪気、悪霊、病、災厄を退けるために用いられる。家や人を守り、神霊の加護を受けるための護符である。

使われ方・祀られ方

家の入口に貼る、身につける、水に溶かして飲む、燃やして儀礼に用いるなど、目的によって使い方が変わる。道士が儀礼の中で書き、授けることも多い。

主な伝承・信仰

道教では、文字や符号には神霊と通じる力があると考えられた。符籙は、その力を目に見える形にしたものであり、災いを避けるための実用的な護符として広まった。民間信仰の中でも、家内安全や病除けの守りとして親しまれている。

関連する存在

道士、神霊、雷神

主な登場資料

道教儀礼資料、中国民間信仰資料

登録日2026.05.23
更新日2026.05.23