符籙
ふろく
護符加護具
英語表記
Fulu
別名・異表記
符
伝承元
中国道教
地域・文化圏
中国道教文化圏、中国民間信仰圏
概要
符籙は、道教で用いられる呪符である。紙や木片などに特殊な文字や記号を書き、神霊の力を招いたり、邪気を退けたりするために用いられる。病除け、魔除け、家の守りなど、日常と儀礼の両方に関わる加護具である。
形状・素材
黄色や白の紙に、朱や墨で文字、記号、神名などを書く。木札や布に記される場合もある。
用途・加護
邪気、悪霊、病、災厄を退けるために用いられる。家や人を守り、神霊の加護を受けるための護符である。
使われ方・祀られ方
家の入口に貼る、身につける、水に溶かして飲む、燃やして儀礼に用いるなど、目的によって使い方が変わる。道士が儀礼の中で書き、授けることも多い。
主な伝承・信仰
道教では、文字や符号には神霊と通じる力があると考えられた。符籙は、その力を目に見える形にしたものであり、災いを避けるための実用的な護符として広まった。民間信仰の中でも、家内安全や病除けの守りとして親しまれている。
関連する存在
道士、神霊、雷神
主な登場資料
道教儀礼資料、中国民間信仰資料
