提灯お化け
ちょうちんおばけ
種族
英語表記
Chōchin-obake
伝承元
日本民間伝承
地域・文化圏
日本文化圏、付喪神伝承
概要
提灯お化けは、古い提灯が妖怪化した付喪神の一種である。破れた提灯に顔や舌が現れた姿で知られ、夜の明かりにまつわる怪異として描かれる。日常の道具が不気味な表情を持つ妖怪である。
姿・特徴
提灯お化けは、裂けた提灯に目や口が生じた姿で描かれる。大きな口や長い舌を持つことが多く、灯りの道具でありながら暗い怪異性を帯びている。
出現場所
提灯お化けは、夜道、古い家、寺社、古道具のある場所などに現れるとされる。暗闇と灯りの境目に生まれる妖怪として扱える。
性質・行動
提灯お化けは、人を驚かせる怪異として語られる。道を照らすはずの提灯が、逆に恐怖を生む存在へ変わる点が特徴である。
人間との関わり
提灯お化けは、人間が使ってきた道具への親しみと不安を表す妖怪である。古くなったものや破れたものに、何かが宿るという感覚を伝えている。
主な伝承・エピソード
提灯お化けは、江戸期の妖怪画などで、破れた提灯に顔が現れた姿として描かれた。明かりをともす道具が、夜の中で不気味な顔を持つものへ変わる。付喪神の中でも、視覚的にわかりやすい妖怪である。
関連する存在
付喪神、唐傘お化け、器物の妖怪
主な登場資料
江戸期の妖怪画資料、百鬼夜行絵巻、付喪神伝承
