シー
しー
種族
英語表記
Aos Sí
別名・異表記
Sidhe
伝承元
アイルランド・ケルト伝承
地域・文化圏
アイルランド文化圏、ケルト文化圏
概要
シーは、アイルランドの伝承に登場する妖精的な民である。妖精の丘や異界に住む存在として語られ、人間とは別の古い種族のように扱われる。小さな妖精というより、異界に属する高貴で危険な存在として理解される。
属する場所・領域
シーは、妖精の丘、古い塚、地下の異界、常世のような領域に属する。人間の土地と重なりながら、目に見えない別世界に住む存在とされる。
姿・特徴
シーは、美しい人間に似た姿で語られることが多い。気品を持つ一方、人間とは異なる力と掟を持つ存在として描かれる。
性質・行動
シーは、人間と交流することもあるが、軽く扱ってよい存在ではない。祝福、誘拐、取り替え子、異界への招きなど、人間の運命を大きく変える行動と結びつく。
人間との関わり
シーは、人間に豊かさや音楽、美をもたらすこともあれば、人間を異界へ連れ去ることもある。敬意を払うべき存在として語られ、名前を直接呼ぶことを避ける感覚も見られる。
主な伝承・エピソード
シーは、古い丘や塚の中に住む異界の民として語られる。人間が妖精の音楽や宴に引き寄せられ、長い時間を失う話もある。人間の世界と妖精の世界が隣り合っていることを示す、ケルト伝承の中心的な存在である。
関連する存在
フェアリー、バンシー、プーカ、レプラコーン
主な登場資料
アイルランド民間伝承、ケルト妖精伝承、アイルランド中世伝承
