セルキー

せるきー

種族
英語表記

Selkie

伝承元

スコットランド・北欧系伝承

地域・文化圏

スコットランド文化圏、オークニー諸島、シェトランド諸島

概要

セルキーは、アザラシの姿と人間の姿を行き来する海の妖精である。海ではアザラシとして生き、陸では皮を脱いで人間の姿になるとされる。異類婚姻の物語に深く関わる、海の精霊的存在である。

属する場所・領域

セルキーは、海、岩場、浜辺、島々に属する。人間の世界に近づくこともあるが、本来は海の世界に帰属する存在である。

姿・特徴

セルキーは、海ではアザラシの姿を取り、陸では美しい人間の姿になる。アザラシの皮が変身の鍵であり、その皮を失うと海へ戻れなくなる。

性質・行動

セルキーは、海と陸の境界を行き来する存在である。人間と結婚する話もあるが、心は海に残っていることが多い。

人間との関わり

セルキーは、人間との恋愛や結婚に関わることがある。しかし、人間が皮を隠して引き留める話では、自由を奪われた存在として描かれる。海へ帰る願いが強い妖精である。

主な伝承・エピソード

セルキーの伝承では、人間の男が浜辺でセルキーの皮を隠し、彼女を妻にする話が語られる。セルキーは人間の家庭で暮らすが、やがて皮を見つけると海へ帰っていく。人間と異界の存在が結ばれても、属する世界の違いは消えないという物語である。

関連する存在

海の妖精、異類婚姻、アザラシの精霊

主な登場資料

スコットランド民間伝承、オークニー諸島伝承、シェトランド諸島伝承

登録日2026.05.22
更新日2026.05.22