グレンデル
ぐれんでる
種族
英語表記
Grendel
伝承元
古英語叙事詩、ゲルマン伝承
地域・文化圏
古英語文化圏、ゲルマン文化圏
概要
グレンデルは、古英語叙事詩『ベーオウルフ』に登場する人食いの怪物である。デンマーク王の広間を襲い、戦士たちを殺す存在として語られる。英雄ベーオウルフが討つ代表的な魔物である。
姿・特徴
グレンデルの姿は、はっきりした動物として固定されていない。人間に近い異形の怪物として語られ、暗い沼地や荒野と結びつく不気味な存在である。
性質・行動
グレンデルは、夜になると王の広間を襲い、人々を殺して食らう。人間社会の中心である宴や共同体を破壊する存在として描かれる。
危険性・害
グレンデルは、強大な力で戦士たちを殺し、広間に恐怖をもたらす。武器が通じにくい存在としても語られ、人間の力だけでは対処しにくい怪物である。
主な伝承・エピソード
グレンデルは、デンマーク王フロースガールの広間ヘオロットを襲い続けた。英雄ベーオウルフは武器を使わずにグレンデルと組み合い、その腕を引きちぎって致命傷を与えた。この勝利によって、ベーオウルフは怪物退治の英雄として名を高めた。
関連する存在
ベーオウルフ、フロースガール、グレンデルの母
主な登場資料
ベーオウルフ、古英語叙事詩、ゲルマン英雄伝承
