ミクトランテクートリ

みくとらんてくーとり

種族
英語表記

Mictlantecuhtli

伝承元

アステカ神話

地域・文化圏

メソアメリカ文化圏、アステカ文化圏

概要

ミクトランテクートリは、アステカ神話に登場する冥界の王である。死者の国ミクトランを支配する神であり、死後の旅と深く結びつく。恐ろしい姿で表されるが、悪魔ではなく、死者の世界を治める神である。

司るもの・権能

ミクトランテクートリは、死、冥界、死者の旅、地下世界を司る。死者が向かう領域を支配し、生と死の境界を守る神である。

神格・立場

ミクトランテクートリは、ミクトランの支配者であり、死者の世界における最高位の神である。死後の秩序を司る存在として、アステカ神話の中で重要な立場を持つ。

姿・象徴

ミクトランテクートリは、骸骨の姿や、死を思わせる装飾を持つ神として表される。象徴には、骨、骸骨、冥界、フクロウ、暗闇がある。

主な神話・エピソード

ミクトランテクートリは、創造神話で死者の骨を守る神として登場する。神々は新しい人間を作るために冥界から骨を得ようとし、ミクトランテクートリはそれを妨げた。この物語は、生命の誕生が死者の世界と結びついていることを示している。

関連する存在

ミクトランシワトル、ケツァルコアトル、ショロトル

信仰・祭祀

ミクトランテクートリは、死と冥界に関わる神として畏れられた。死者の行方や祖先への意識と結びつき、死後世界の支配者として扱われた。

主な登場資料

フィレンツェ絵文書、ボルジア絵文書、アステカ神話伝承

登録日2026.05.22
更新日2026.05.22