アシェラ
あしぇら
種族
英語表記
Asherah
別名・異表記
Athirat
伝承元
カナン・ウガリット神話
地域・文化圏
古代シリア・カナン文化圏、ウガリット文化圏
概要
アシェラは、カナン・ウガリット神話に登場する母なる女神である。最高神エルの配偶神として語られ、神々の母のような立場を持つ。海や豊穣、神々の系譜と結びつく高位の女神である。
司るもの・権能
アシェラは、母性、豊穣、神々の系譜、海、生命の繁栄を司る。多くの神々を生み、神々の世界を支える母神としての力を持つ。
神格・立場
アシェラは、エルの配偶神として、神々の母にあたる高位の女神である。ウガリット神話では、神々の会議やバアルの物語にも関わる存在として語られる。
姿・象徴
アシェラの姿は、資料によって固定されていない。象徴には、海、母性、神聖な木、豊穣がある。
主な神話・エピソード
アシェラは、神々の母として、神々の間の秩序や交渉に関わる女神として語られる。バアルが自らの宮殿を求める神話では、神々の上位者たちとの関係の中で重要な存在となる。
関連する存在
エル、バアル、アナト
信仰・祭祀
アシェラは、古代西セム系の宗教世界で母神として信仰された。豊穣や家族、神々の母性と関わる女神として重視された。
主な登場資料
ウガリット文書、バアル神話、西セム系神話資料
