アシェラ

あしぇら

種族
英語表記

Asherah

別名・異表記

Athirat

伝承元

カナン・ウガリット神話

地域・文化圏

古代シリア・カナン文化圏、ウガリット文化圏

概要

アシェラは、カナン・ウガリット神話に登場する母なる女神である。最高神エルの配偶神として語られ、神々の母のような立場を持つ。海や豊穣、神々の系譜と結びつく高位の女神である。

司るもの・権能

アシェラは、母性、豊穣、神々の系譜、海、生命の繁栄を司る。多くの神々を生み、神々の世界を支える母神としての力を持つ。

神格・立場

アシェラは、エルの配偶神として、神々の母にあたる高位の女神である。ウガリット神話では、神々の会議やバアルの物語にも関わる存在として語られる。

姿・象徴

アシェラの姿は、資料によって固定されていない。象徴には、海、母性、神聖な木、豊穣がある。

主な神話・エピソード

アシェラは、神々の母として、神々の間の秩序や交渉に関わる女神として語られる。バアルが自らの宮殿を求める神話では、神々の上位者たちとの関係の中で重要な存在となる。

関連する存在

エル、バアル、アナト

信仰・祭祀

アシェラは、古代西セム系の宗教世界で母神として信仰された。豊穣や家族、神々の母性と関わる女神として重視された。

主な登場資料

ウガリット文書、バアル神話、西セム系神話資料

登録日2026.05.22
更新日2026.05.22