アグニ
あぐに
種族
英語表記
Agni
伝承元
インド神話・ヒンドゥー教
地域・文化圏
インド文化圏、ヴェーダ文化圏、ヒンドゥー教文化圏
概要
アグニは、インド神話に登場する火の神である。祭火、家庭の火、稲妻、太陽の熱など、火に関わる多様な力を持つ。ヴェーダ祭祀では、人間の供物を神々へ届ける仲介者として特に重要である。
司るもの・権能
アグニは、火、祭祀、供物、浄化、神々への伝達を司る。燃える火によって供物を神々へ運び、神と人間を結ぶ力を持つ。
神格・立場
アグニは、ヴェーダ神話の中心的な神の一柱である。祭祀の場に必ず現れる神として、人間に非常に近い存在でもある。
姿・象徴
アグニは、赤い身体や炎をまとった神として表されることがある。象徴には、炎、祭壇、供物、煙、牡羊がある。
主な神話・エピソード
アグニは、祭祀の火として生まれ、供物を神々へ運ぶ神として語られる。人間が火を焚き、供物を捧げるとき、アグニは神々への道を開く存在となる。
関連する存在
インドラ、ヴァルナ、ソーマ、神々
信仰・祭祀
アグニは、ヴェーダ祭祀で非常に重視された。火を通じて神々に供物を届ける神として、祭儀の中心に置かれた。
主な登場資料
リグ・ヴェーダ、ブラーフマナ文献、ヒンドゥー教祭祀文献
