カーマデーヌ

かーまでーぬ

種族
英語表記

Kamadhenu

別名・異表記

スラビー

伝承元

インド神話、ヒンドゥー教

地域・文化圏

インド文化圏、南アジア文化圏

概要

カーマデーヌは、インド神話に登場する聖なる牝牛である。望むものを与える豊穣の存在として語られ、神々や聖仙と関わる。単なる家畜ではなく、恵み、富、生命を生み出す聖獣である。

姿・特徴

カーマデーヌは、神聖な牝牛の姿で表される。図像では牛の身体に神々や豊穣の象徴が重ねられることもあり、豊かな恵みを宿す存在として描かれる。

性質・象徴

カーマデーヌは、豊穣、恵み、願望成就、母性的な生命力を象徴する。牛を神聖視するインド文化の中で、恵みを尽きることなく与える存在とされた。

人間・神々との関わり

カーマデーヌは、聖仙や神々と関わり、供物や財を生み出す存在として語られる。人間にとっては、豊かさと神聖な恵みを象徴する聖獣である。

主な伝承・エピソード

カーマデーヌは、望むものを生み出す牛として、聖仙の庵や神々の物語に登場する。彼女をめぐって争いが起こることもあり、豊穣をもたらす存在が同時に力と欲望の対象にもなる。聖なる恵みそのものを獣の姿で表した幻獣である。

関連する存在

ヴァシシュタ、ヴィシュヴァーミトラ、聖仙、聖なる牛

主な登場資料

マハーバーラタ、ラーマーヤナ、プラーナ文献

登録日2026.05.22
更新日2026.05.22