カーマデーヌ
かーまでーぬ
種族
英語表記
Kamadhenu
別名・異表記
スラビー
伝承元
インド神話、ヒンドゥー教
地域・文化圏
インド文化圏、南アジア文化圏
概要
カーマデーヌは、インド神話に登場する聖なる牝牛である。望むものを与える豊穣の存在として語られ、神々や聖仙と関わる。単なる家畜ではなく、恵み、富、生命を生み出す聖獣である。
姿・特徴
カーマデーヌは、神聖な牝牛の姿で表される。図像では牛の身体に神々や豊穣の象徴が重ねられることもあり、豊かな恵みを宿す存在として描かれる。
性質・象徴
カーマデーヌは、豊穣、恵み、願望成就、母性的な生命力を象徴する。牛を神聖視するインド文化の中で、恵みを尽きることなく与える存在とされた。
人間・神々との関わり
カーマデーヌは、聖仙や神々と関わり、供物や財を生み出す存在として語られる。人間にとっては、豊かさと神聖な恵みを象徴する聖獣である。
主な伝承・エピソード
カーマデーヌは、望むものを生み出す牛として、聖仙の庵や神々の物語に登場する。彼女をめぐって争いが起こることもあり、豊穣をもたらす存在が同時に力と欲望の対象にもなる。聖なる恵みそのものを獣の姿で表した幻獣である。
関連する存在
ヴァシシュタ、ヴィシュヴァーミトラ、聖仙、聖なる牛
主な登場資料
マハーバーラタ、ラーマーヤナ、プラーナ文献
