ヴリトラ
ゔりとら
種族
英語表記
Vritra
伝承元
ヴェーダ、インド神話
地域・文化圏
古代インド文化圏、ヴェーダ文化圏
概要
ヴリトラは、ヴェーダ神話に登場する竜蛇的な怪物である。水を閉じ込め、世界を乾かす存在として語られ、雷神インドラに討たれる。水の解放と嵐の神の勝利を示す、インド神話の重要な竜的存在である。
姿・特徴
ヴリトラは、蛇や竜に近い巨大な怪物として語られる。水を塞ぐ存在であり、雲や山、乾きと結びついた大きな障害として描かれる。
性質・象徴
ヴリトラは、干ばつ、閉塞、水の停滞、生命を妨げる力を象徴する。インドラに倒されることで、水が解き放たれ、世界に生命の流れが戻る。
人間・神々との関わり
ヴリトラは、インドラの主要な敵として神話に登場する。人間にとっては、雨や水が戻るために倒されるべき存在であり、自然の循環を阻む竜蛇である。
主な伝承・エピソード
ヴリトラは、水を閉じ込め、世界を乾いた状態にした。インドラは雷の武器を手にヴリトラへ挑み、これを打ち倒した。ヴリトラが倒されると水が解放され、雨と生命の流れが戻る。この物語は、嵐と雨の神が乾きを破る神話として語られる。
関連する存在
インドラ、ヴァジュラ、閉じ込められた水
主な登場資料
リグ・ヴェーダ、インド神話資料
