ロタン
ろたん
種族
英語表記
Lotan
別名・異表記
Lôtān
伝承元
ウガリット神話
地域・文化圏
古代シリア・カナン文化圏、ウガリット文化圏
概要
ロタンは、ウガリット神話に登場する海の竜蛇である。嵐と戦いの神バアルに敵対する存在として語られ、多頭の蛇として描写される。海や混沌の力を表す竜的存在である。
姿・特徴
ロタンは、曲がりくねる蛇、強大な竜蛇として語られる。複数の頭を持つ存在として表現されることがあり、制御しがたい海の力を感じさせる。
性質・象徴
ロタンは、海、混沌、神に敵対する荒ぶる力を象徴する。秩序をもたらす神に対して、打ち倒されるべき原初的な脅威として描かれる。
人間・神々との関わり
ロタンは、バアルと敵対する存在として神々の戦いに関わる。人間との直接の交流よりも、神が混沌を制する物語の中で重要な竜蛇である。
主な伝承・エピソード
ロタンは、バアル神話の中で、海や混沌に関わる敵対的な存在として語られる。バアルは嵐の神としてロタンのような竜蛇を打ち倒し、神々の秩序を確立する。後のレヴィアタン伝承との関連も指摘される存在である。
関連する存在
バアル、ヤム、アナト
主な登場資料
バアル神話、ウガリット文書
