ベルフェゴール
べるふぇごーる
種族
英語表記
Belphegor
伝承元
キリスト教伝承、中世悪魔論
地域・文化圏
キリスト教文化圏、西欧文化圏
概要
ベルフェゴールは、中世以降の悪魔論で知られる悪魔である。怠惰、堕落、富や発明と結びつけられ、人間を安易な快楽や欲望へ誘う存在として語られる。ソロモン72柱には含めず、後世悪魔論の悪魔として扱うのが自然である。
悪魔としての性質
ベルフェゴールは、人間を怠惰や享楽に傾ける悪魔として解釈される。努力や節制から遠ざけ、便利さや利益に心を奪わせる存在として描かれる。
害・誘惑・象徴する悪
ベルフェゴールは、怠惰、堕落、安易な富、欲望への沈み込みを象徴する。人間が努力を避け、楽に得られる利益へ流れる危うさを示す悪魔である。
姿・象徴
ベルフェゴールの姿は、後世の悪魔論や図像で変化する。象徴には、怠惰、財宝、発明、堕落、座り込む姿がある。
主な伝承・エピソード
ベルフェゴールは、人間の社会に富をもたらす発明や利益の誘惑を示す悪魔として語られることがある。その富は祝福ではなく、人間を怠惰や堕落へ導くものとされる。便利さや利益が必ずしも善ではないという考えを表す存在である。
関連する存在
サタン、マモン、後世悪魔論の悪魔たち
信仰・解釈
ベルフェゴールは、宗教的な中心悪魔というより、中世以降の悪魔論で性格が整えられた存在である。七つの大罪の怠惰と結びつけて解釈されることがある。
主な登場資料
後世キリスト教悪魔論、地獄の辞典、中世悪魔伝承
