モーリュ

もーりゅ

素材霊薬
英語表記

Moly

伝承元

ギリシャ神話

地域・文化圏

古代ギリシャ文化圏

概要

モーリュは、『オデュッセイア』に登場する魔法の薬草である。ヘルメスがオデュッセウスに授け、魔女キルケーの薬と魔術から身を守るために用いられる。神が扱える特別な薬草として語られる。

由来・生成

ヘルメスが地中から引き抜いてオデュッセウスに与える。根は黒く、花は白いと説明され、人間には掘り出しにくい薬草とされる。

効果・効能

キルケーの薬による変身や魔術を防ぐ力を持つ。魔法に対する抵抗力を与える薬草である。

使われ方・摂取方法

オデュッセウスがキルケーの館へ入る前に受け取り、魔術への備えとして用いる。具体的な摂取方法は詳しく語られないが、薬草として身を守る役割を果たす。

主な神話・伝承

キルケーは、オデュッセウスの部下たちに薬を飲ませ、豚へ変えてしまう。オデュッセウスはヘルメスからモーリュを授けられ、その力によってキルケーの魔術を受けない。モーリュは、英雄が魔女の支配に屈しないための神聖な薬草として登場する。

関連する存在

オデュッセウス、ヘルメス、キルケー

主な登場資料

『オデュッセイア』

登録日2026.05.23
更新日2026.05.23