モーリュ
もーりゅ
素材霊薬
英語表記
Moly
伝承元
ギリシャ神話
地域・文化圏
古代ギリシャ文化圏
概要
モーリュは、『オデュッセイア』に登場する魔法の薬草である。ヘルメスがオデュッセウスに授け、魔女キルケーの薬と魔術から身を守るために用いられる。神が扱える特別な薬草として語られる。
由来・生成
ヘルメスが地中から引き抜いてオデュッセウスに与える。根は黒く、花は白いと説明され、人間には掘り出しにくい薬草とされる。
効果・効能
キルケーの薬による変身や魔術を防ぐ力を持つ。魔法に対する抵抗力を与える薬草である。
使われ方・摂取方法
オデュッセウスがキルケーの館へ入る前に受け取り、魔術への備えとして用いる。具体的な摂取方法は詳しく語られないが、薬草として身を守る役割を果たす。
主な神話・伝承
キルケーは、オデュッセウスの部下たちに薬を飲ませ、豚へ変えてしまう。オデュッセウスはヘルメスからモーリュを授けられ、その力によってキルケーの魔術を受けない。モーリュは、英雄が魔女の支配に屈しないための神聖な薬草として登場する。
関連する存在
オデュッセウス、ヘルメス、キルケー
主な登場資料
『オデュッセイア』
