玉手箱

たまてばこ

宝物神器
英語表記

Tamatebako

伝承元

日本昔話、民間伝承

地域・文化圏

日本文化圏

概要

玉手箱は、浦島太郎の物語に登場する不思議な箱である。竜宮から帰る浦島太郎に渡されるが、開けてはならないものとして扱われる。箱を開けると失われた時間が一気に現れ、浦島太郎は老人になる。

由来・来歴

玉手箱は、浦島太郎が竜宮で過ごした後、乙姫から授けられる箱として語られる。中身は明確な宝ではなく、時間や禁忌と結びつく神秘的な品である。

所有者・関係者

浦島太郎、乙姫

性質・効果

開けることで、竜宮で過ごした時間と人間界の時間差が浦島太郎の身に現れる。若さや時間を封じていた箱として解釈されることがある。

象徴・意味

玉手箱は、異界との隔たり、禁忌、時間の不可逆性を象徴する。美しい贈り物でありながら、人間が越えられない時間の力を示す宝物である。

主な神話・伝承

浦島太郎は、亀を助けたことで竜宮へ招かれる。楽しい時を過ごして故郷へ戻ると、地上では長い年月が過ぎていた。禁じられていた玉手箱を開けた瞬間、煙が立ちのぼり、浦島太郎は老人になってしまう。

関連する存在

浦島太郎、乙姫、亀

主な登場資料

『浦島太郎』、日本昔話資料

登録日2026.05.23
更新日2026.05.23