サンポ
さんぽ
宝物神器
英語表記
Sampo
伝承元
フィンランド神話
地域・文化圏
フィンランド文化圏、カレワラ伝承圏
概要
サンポは、『カレワラ』に登場する不思議な宝物である。富や食物を生み出すものとして語られるが、その具体的な形ははっきりしない。製粉機、宝の器、宇宙的な装置のように解釈されることもある。
由来・来歴
鍛冶師イルマリネンが、ポホヨラの女主人ロウヒのために作った宝物である。作られた後、ポホヨラに置かれ、富を生み出す源となる。
所有者・関係者
イルマリネン、ロウヒ、ワイナミョイネン
性質・効果
穀物、塩、金のような富を生み出すものとして語られる。持つ者に繁栄をもたらす宝物である。
象徴・意味
サンポは、豊穣、富、技術、共同体の繁栄を象徴する。何を意味する品かが明確に固定されないため、神秘性の強い宝物である。
主な神話・伝承
イルマリネンは、ロウヒの求めに応じてサンポを作る。サンポはポホヨラに富をもたらすが、やがてワイナミョイネンたちはそれを奪い返そうとする。争いの中でサンポは壊れ、その破片が世界に豊かさをもたらしたと語られる。
関連する存在
イルマリネン、ロウヒ、ワイナミョイネン
主な登場資料
『カレワラ』
