黄金の羊毛
おうごんのようもう
宝物神器
英語表記
Golden Fleece
伝承元
ギリシャ神話
地域・文化圏
古代ギリシャ文化圏、コルキス伝承圏
概要
黄金の羊毛は、金色の毛を持つ牡羊から得られた神話的な宝物である。コルキスに保管され、竜に守られていたとされる。イアソンとアルゴナウタイの冒険の目的となる、ギリシャ神話を代表する宝物である。
由来・来歴
黄金の羊毛は、プリクソスを救った神聖な牡羊に由来する。プリクソスはコルキスに到着した後、その羊毛を王アイエテスに渡した。
所有者・関係者
プリクソス、アイエテス、イアソン、メデイア
性質・効果
王権や正統性、特別な力を示す宝物として扱われる。羊毛そのものが直接願いをかなえるというより、英雄が求める価値ある神宝として語られる。
象徴・意味
黄金の羊毛は、王権、冒険、試練、異国の宝を象徴する。英雄が命をかけて求める到達目標である。
主な神話・伝承
イアソンは、王位を得るための条件として黄金の羊毛を取りに行く。彼はアルゴナウタイを率いてコルキスへ向かい、メデイアの助けを得て試練を越える。黄金の羊毛の奪取は、英雄の冒険と裏切り、愛、帰還の物語を生み出す。
関連する存在
イアソン、メデイア、アイエテス、アルゴナウタイ
主な登場資料
アポロニオス『アルゴナウティカ』、ギリシャ神話資料
