シストラム
しすとらむ
法具儀礼具
英語表記
Sistrum
伝承元
古代エジプト宗教
地域・文化圏
古代エジプト文化圏、古代地中海文化圏
概要
シストラムは、古代エジプトの宗教儀礼で用いられた振奏楽器である。ハトホルやイシスの祭祀と深く結びつき、神を喜ばせ、聖なる場を整える音を生む。楽器でありながら、祭祀用の重要な儀礼具である。
形状・素材
柄の上に枠があり、その中に金属棒や小片が通されている。振ると金属が触れ合い、乾いた音が鳴る。
用途・役割
神への奉納、祭礼、神殿儀礼で用いられる。音によって神を歓喜させ、悪い力を退ける役割を持つ。
使われ方・儀礼
祭司や女性奉仕者が手に持って振り鳴らす。神殿の儀礼、行列、舞踏の場で用いられた。
象徴・意味
シストラムは、歓喜、豊穣、神への奉仕、聖なる音を象徴する。ハトホル信仰では、音楽と喜びを表す道具として重要である。
関連する存在
ハトホル、イシス、祭司
主な登場資料
古代エジプト宗教資料、エジプト美術資料
