羯磨
かつま
法具儀礼具
英語表記
Karma Vajra
別名・異表記
十字金剛杵
伝承元
日本仏教、密教
地域・文化圏
日本密教文化圏、東アジア仏教文化圏
概要
羯磨は、密教で用いられる十字形の法具である。金剛杵を交差させたような形を持ち、仏の働きや成就を象徴する。武器ではなく、修法の場で仏の力を表す儀礼具である。館山市立博物館の解説では、羯磨は金剛盤や金剛鈴などとともに密教法具の一式に含まれている。
形状・素材
金属製で、金剛杵を十字に組み合わせたような形をしている。銅製で鍍金された作例が知られる。
用途・役割
密教修法で仏の働きや成就を象徴するために用いられる。壇上に置かれ、儀礼空間を構成する法具となる。
使われ方・儀礼
金剛盤や羯磨台の上に置かれ、修法の中で扱われる。具体的な扱いは修法の種類によって異なる。
象徴・意味
羯磨は、仏の行為、成就、四方への働きを象徴する。十字形の広がりは、仏の力があらゆる方向に及ぶことを示す。
関連する存在
密教僧、金剛盤、金剛杵
主な登場資料
密教儀礼資料、仏教美術資料
