払子
ほっす
法具儀礼具
英語表記
Hossu
別名・異表記
払塵
伝承元
日本仏教、禅宗
地域・文化圏
日本仏教文化圏、東アジア仏教文化圏
概要
払子は、柄の先に毛や糸の房を付けた仏教僧具である。もとは虫や塵を払う道具とされ、仏教では殺生を避ける生活具としての意味も持った。禅宗では高僧の威儀を示す法具として扱われる。
形状・素材
木や竹の柄の先に、白い獣毛、麻、絹糸などの房を付ける。細長い柄と柔らかな房を持つ姿が特徴である。
用途・役割
塵や虫を払う道具であり、僧の威儀を示す法具でもある。禅の場では、教えを説く者の権威や清浄さを表す。
使われ方・儀礼
僧が手に持ち、法要や説法、儀礼の場で用いる。実際に払う動作よりも、僧の立場や法を示す象徴的な持物として扱われることが多い。
象徴・意味
払子は、塵を払うことから、煩悩や迷いを払う意味を持つ。清浄、威儀、仏道修行の象徴である。
関連する存在
禅僧、住職、仏教僧
主な登場資料
禅宗儀礼資料、仏教僧具資料
