払子

ほっす

法具儀礼具
英語表記

Hossu

別名・異表記

払塵

伝承元

日本仏教、禅宗

地域・文化圏

日本仏教文化圏、東アジア仏教文化圏

概要

払子は、柄の先に毛や糸の房を付けた仏教僧具である。もとは虫や塵を払う道具とされ、仏教では殺生を避ける生活具としての意味も持った。禅宗では高僧の威儀を示す法具として扱われる。

形状・素材

木や竹の柄の先に、白い獣毛、麻、絹糸などの房を付ける。細長い柄と柔らかな房を持つ姿が特徴である。

用途・役割

塵や虫を払う道具であり、僧の威儀を示す法具でもある。禅の場では、教えを説く者の権威や清浄さを表す。

使われ方・儀礼

僧が手に持ち、法要や説法、儀礼の場で用いる。実際に払う動作よりも、僧の立場や法を示す象徴的な持物として扱われることが多い。

象徴・意味

払子は、塵を払うことから、煩悩や迷いを払う意味を持つ。清浄、威儀、仏道修行の象徴である。

関連する存在

禅僧、住職、仏教僧

主な登場資料

禅宗儀礼資料、仏教僧具資料

登録日2026.05.23
更新日2026.05.23