ティエト
てぃえと
護符加護具
英語表記
Tyet
別名・異表記
イシスの結び目
伝承元
エジプト神話
地域・文化圏
古代エジプト文化圏
概要
ティエトは、女神イシスと結びつく結び目形の護符である。赤い色で作られることが多く、生命力、血、女神の守護を象徴する。死者を守り、来世での安全を願う葬送用の護符として重視された。
形状・素材
結び目や布の房を思わせる形をしている。赤色の石、ファイアンス、ガラスなどで作られることが多い。
用途・加護
イシスの守護を受け、死者を危険から守るために用いられた。血や生命力の象徴として、再生の願いとも結びつく。
使われ方・祀られ方
ミイラに添える護符として用いられた。死者の身体の近くに置かれ、イシスの力によって来世への旅が守られるよう願われた。
主な伝承・信仰
イシスは、オシリスを守り復活させる女神として信仰された。ティエトはそのイシスの力を象徴する護符であり、死者に対する守護と再生の願いを表す。ジェド柱護符と並んで、葬送信仰の中で重要な意味を持つ。
関連する存在
イシス、オシリス
主な登場資料
『死者の書』、古代エジプト葬送資料
