ティエト

てぃえと

護符加護具
英語表記

Tyet

別名・異表記

イシスの結び目

伝承元

エジプト神話

地域・文化圏

古代エジプト文化圏

概要

ティエトは、女神イシスと結びつく結び目形の護符である。赤い色で作られることが多く、生命力、血、女神の守護を象徴する。死者を守り、来世での安全を願う葬送用の護符として重視された。

形状・素材

結び目や布の房を思わせる形をしている。赤色の石、ファイアンス、ガラスなどで作られることが多い。

用途・加護

イシスの守護を受け、死者を危険から守るために用いられた。血や生命力の象徴として、再生の願いとも結びつく。

使われ方・祀られ方

ミイラに添える護符として用いられた。死者の身体の近くに置かれ、イシスの力によって来世への旅が守られるよう願われた。

主な伝承・信仰

イシスは、オシリスを守り復活させる女神として信仰された。ティエトはそのイシスの力を象徴する護符であり、死者に対する守護と再生の願いを表す。ジェド柱護符と並んで、葬送信仰の中で重要な意味を持つ。

関連する存在

イシス、オシリス

主な登場資料

『死者の書』、古代エジプト葬送資料

登録日2026.05.23
更新日2026.05.23